Silent Foreign Perspective

島さんぽ 3日目前半


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この日は一日中歩き回っていたこともあって長くなってしまったので一旦投稿。

3日目 (2025-04-21)

女木島:浜辺

うどん(ノルマ)

早起きしてうどん屋に開店凸。1日目に行った瓦町のさか枝うどん 南新町店さん。
なす天は初日に食べ逃したのでリベンジ。次来るときはセルフの店の方に行ってみたい。

フェリーも慣れてきた

並走する船たち

オリーブラインとのエンカウント率高い

女木港

さくっと女木島に到着。この日の朝はまだ雲が残っていたが、この後どんどん晴れてきてよかった。
おにの館で自転車を借りて荷物を預ける。
鬼ヶ島大洞窟へはバスも出ているのだが、自転車で行くことで時間を外して人がいない時間に行こうという作戦。
結果的には成功したけどデメリットもある。後述。

「20世紀の回想」は瀬戸内国際芸術祭第1回から展示されている作品。ピアノは弾けないが音楽は流れている。
帆が張られるのは芸術祭期間前後に限られるらしい。もうちょっと近くで見ておけばよかったな。

モアイ

神社へ

八幡神社(おそらく)

境内のすました猫

じゃあの

まだいた

ここ結構謎で、神社なのに小学校の施設が散見される。
調べてみると、現在休校中の女木小学校の裏側にあたる場所っぽい? 市街地側から入るとアート展示などもあった模様。

晴れてきた。向こうに見えるのは屋島?

海岸線沿いを走る

浜辺

海の方に出てみたり

水も綺麗

映っている建物がやっているかはわからないんだけど、この辺は結構宿が多い。
この眺めを見るとそれも納得。

砂浜も終わりが近い

北端

あの形は……?

女木島の北の方まで来たのでもしやと思ったが、ここから思いっきりズームすると男木島のアート作品「歩く方舟」が見える。
結構レアな体験じゃないでしょうか。

誰もいない浜辺でしばらくぼーっとしていた。
こういう眺めを見ると軽率に世界の終わりとか言いたくなるのはなんなんだろう。
これまで摂取してきたフィクションから学習された「世界の終わりクオリア」みたいなのがあるんだろうか。
いつぐらいから人間がいないだけのただの自然が世界の終わりになったんだろうか。
そんなとりとめもないことを考えていた。

この旅で3島を巡った訳だけど、砂浜の綺麗さに関しては女木島が一番よかった。
綺麗なところは結構人がいたのであまり写真に残せていないのだけど。。。

女木島:鬼ヶ島大洞窟

来た道を少し戻り

山奥へ

眺めはいい

西側の港

山道を登り

鳥もいつつ

到着

所要時間的には港から30分とかで付きそう。ただこの日は晴れていたせいかあり得ないほど虫がいた。
クモの巣が待ち構えてるわ毛虫は降ってくるわ5cmくらいあるハチが一生ついてくるわでかなり最悪だった。
次行くことがあるなら絶対バスで行きます。バス下りてからのゾーンも結構虫いっぱいいたけど。

おいでなすったな

他に人がいなかったので、同行者が気さくに案内の人と話していた。
このアクリルパネルはどこかから買っているらしい。

洞窟内へ

壁画もある

大きめのもの

後から調べてみると壁画は瀬戸芸の今年からの新規展示だった。
じゃあもっと見ておけばよかったとなるのが悲しいミーハーごころ。

鬼瓦

ノスタルジー

ライフゲームかと思った

出口の柱状節理

全体的に昭和~平成初期の観光地感があって懐かしさがあったのだけど、その中でも新しい取り組みが垣間見えるのがいい。
洞窟を出たら展望台へ向かう。

道中既に眺めがいい

到達点

展望台周辺には桜も植えてあるので開花時期はかなり景色が良さそう。虫は無限湧きしてたけど。
写真、南向きで高松が写る角度のものしか撮ってないのかなり片手落ち感ある。

下山

古墳もありつつ

神社も通り過ぎ

無事虫のいない場所へ

女木島:鬼ヶ島倶楽部

うさぎのからくり、ちゃんと飲む動作をする

洞窟へ行く前の散策時にフォロワーが発見していた鬼ヶ島倶楽部へ。島内随一の喫茶店さん。

アイスコーヒー、マドレーヌ

ドリンクを頼むとマドレーヌと駄菓子がついてくる。太っ腹。マドレーヌがバターの味して美味しかった。

店内の雰囲気

アンティーク

駄菓子ゾーン

めちゃくちゃ雰囲気いい。フェリーまで時間があったので結構長居してしまった。

マリアージュ・フレール、マルコポーロ

2ドリンク目も頼んでしまった。マリアージュ・フレール、結構思い入れのあるメーカー。
5年ほど前から自宅で働く際のカフェイン補充に台湾烏龍茶を飲んでいたのだけど、ここ最近はルピシアを介して紅茶にも手を出し始めてた。
フレーバーティーとかも飲み始めて、色々調べるうちに高級紅茶ブランドとして憧れていたうちの一つがマリアージュ・フレール。
ただいきなり茶葉100g買う訳にもいかず、男一人で飲みに行く機会もなかったのでなかなか手を出せずにいた。
そんな折にメニューに名前を見かけたので思わず注文。思わぬところで縁が繋がって、初めてこの旅に意味が生まれた気がした。
自分の為の、自分だけの思い出。

味の方は全くなくとにかく香りがすごい。花の蜂蜜漬けみたいな香りのお湯。一方味含めて紅茶らしさみたいなのには欠けてるので嫌いな人がいるのもわかる。
カフェイン補充飲料としては物足りなさを感じるんだろうけど休憩に飲むのにはかなり良い。
帰った後普通にデパートで茶葉買いました。

写真見返しててイソギク?と思ったけど違いそう、アブラナ科っぽい

お客さんが増えてきた辺りで退店。フェリー乗り場周辺を散策して女木島を後にした。