島さんぽ 1日目
- 島さんぽ 1日目 (2025-04-29)
- 島さんぽ 2日目 (2025-05-08)
- 島さんぽ 3日目前半 (2025-05-18)
- 島さんぽ 3日目後半・4日目 (2025-05-26)
Summer Pocketsをプレイした結果、3泊4日の旅行をすることになった(支離滅裂)のでその記録です。特にゲームのネタバレとかはなく、普通の日記です。写真が大量にあるため回線に気を付けてください。一応高速でスクロールしない限りは一気に読み込んだりしないようにしてます。あとタップすると原寸大画像を読みに行くのでしない方がいいです(死ぬほど重いため)。自分用の機能。
はじめに:どうして人は聖地巡礼をするのか
(この項目に写真はありません、飛ばしてください)
聖地巡礼が嫌いだ。
旅先で出会う、周りを鑑みずに騒ぎ立てる集団が嫌いだ。
ただ背景の参考になっただけなのに、そこにキャラクターはいないのに、わざわざ構図を合わせた写真を競い合うように撮る人間が嫌いだ。
ただの旅行の癖して、大仰な言葉を借りて宗教をバカにしている、その単語自体が嫌いだ。
そんな自分が”聖地巡礼”をしようとしている。何故か。
もういい加減老人になってきたのでそういう逆張りに疲れてきたのもある。
“普通”の日本人として生まれてしまったからには本当の意味で宗教を理解することはないだろうという諦めもなくはない。「一生に一度はエルサレムに行きたい」という気持ちと「一生に一度は参宮橋に行きたい」という気持ちがどのくらい違うのかはっきり示して見せることは難しい。
一番大きな理由は、その場所に物語がある、そこにキャラクターがいると、ゲームをプレイしただけなのに思ってしまったからだ。
他人がどれだけ絵合わせを済ませてようが関係なく、その場所に行くことに意味があると感じたから、行くしかなくなった。
聖地を全部巡るとかそういったことはあまり考えずに、自分が行った意味があるといいなと思いながら旅程を立てていた。
それはそれとして行ったからには聖地の写真もパシャパシャする。もらえるものはもらっておくタイプ。
あと現実的な理由として、アニメも始まるし今後ずっと混雑するだろうから、人のいない間に見て回っておきたかったというのはある。
1日目 (2025-04-19)
成田空港、高松港
祈りたかった 誰に向かって? (谷川俊太郎「幼稚園の天使」)
成田空港発高松空港行、7時20分発のフライト。1時間前に空港に着く。自宅から1時間かかったので結局5時起きだった。本当にしんどい。
Jetstarには何回か乗っている。毎回肩こりなどで痛い目を見るので今回は非常口座席(エクストラレッグシート)にした。
足元に荷物を置けないのは面倒だけどスペースが倍くらい広い。ただし値段も+1000円くらいなので一長一短。
ひやかけ、かぼちゃ天、アナゴ天
高松空港からバスで移動。港まで行く予定だったが、瓦町で途中下車することに。目当てだったさか枝うどん本店が土曜休みだったため、その系列店へ向かった。
かぼちゃは普通にナスと間違えて取ってしまった。アナゴは値段の割に(100円台前半とかだった気がする)巨大だったが大味かも。かけ出汁の味は好き、また行きたい。
ことでんで移動して高松港に。旅程を完全にミスっていて、この後1時間半以上港周辺をうろうろすることになる。
本当は午前中にレンタサイクルでうどん屋巡りする予定だった。
あー船行っちゃう
じゃあのー
この後5回くらい乗ることになるめおん
なんやかんやあって乗船。フェリーに乗るのは初めてのはず。
小さいころ桜島に行ったことがあるらしいが覚えていない。その時は車ごと乗船したようなので、どちらにしろ自分の足で甲板を歩くのは初めてだろう。
撮影日時前後するがフェリーの内観。結構広くて、非観光目的の方(地元の方や直島で働かれている方など?)は中で落ち着いて座っているように見えた。
自分も複数回乗った際は普通に席に座って寝た。
並走する小型船
小型船に追い抜かれる。映っているのは女木島
女木島の西を回る航路で直島へ
女木島灯台のアップ
港から遠いので女木島の灯台は行くのを諦めていた。フェリーから見れたのはラッキー。
望遠で男木島の街並み。今じゃなくてもそのうち好きなだけ撮れるよ
島々。右はたぶん柏島
直島の南西側
フェリーを降りて港へ。美術館の予約時間があったのでこのとき普通に港の撮影スポットを逃している。
直島:宮浦港、美術館
街並み。こら外国人ウケするわ
島著作権のレンタル自転車屋さん
レンタル自転車を借りて美術館へ。初日に借りたのは写真のところではなくおうぎやさん。
流石にテンション上がる風景
ところどころにいるお地蔵さん
流石にテンション上がる風景2
睡蓮?
電動自転車ということもありあっさり到着。地中美術館。
気温は21℃とかだったはずなのだけど、風がなく太陽が近い(気がする)のでめちゃくちゃ暑い。
そんな中海を見ながら自転車で走ってるのはかなり夏感あった。
撮影可能エリアです、念のため
メロスには建築がわからぬ
何で来ようと思ったかっていうのはちょっと言語化しづらいのだけど、直島はアートの島と銘打って地域活性化を図っているので、それを無視するのは失礼だと感じたため。
ただ早朝からの移動を経てスケジュールの中で美術館を巡ったので、頭が回らずぼーっとしてしまってちょっと通り過ぎていっただけになってしまった感は否めない。
時間の制約がない暇なときに行くのが一番楽しいので全美術館は都心にあるべき(暴論)。今度はもっと余裕をもって鑑賞したい。
美術館内のカフェからの眺めが絶景だった。このためだけに入館料払う価値がある。
ところで美術館もカフェもかなり混雑していて、待ちが発生してて見れない展示などもあった。理由を知るのはこの日の夜になる。
湖
激坂
山道の頂上付近に放置されていた船
景色を楽しみながら南東の砂浜へ移動。
美術館を管轄しているベネッセが敷地内の自転車の通行を禁止しているため、死ぬほど山登りをさせられる。
電動自転車でもまあまあ疲れた。楽しいは楽しいけどここら辺どうにかしてほしい。。。
直島:琴弾地、弁財天、本村
1, 3番目の単語はごたんじ、ほんそん。結構この辺読み方分からない地名多くてヒヤヒヤする。
旅行中ずっと豊島のことをトヨシマと連呼していたので周りの人に聞かれてたら恥ずかしい。行ってないからギリセーフだけど(?)。
琴弾地海水浴場
海賊団の面々
大人気の南瓜
結構人多くて映り込むけどご容赦ください。平日に男木島、女木島を巡る都合上どうしても直島が土日になってしまった。
浜辺にもお地蔵さん
鳥居
海の家
海の家はつつじ荘さんに併設されている食堂。ここは元画像参照せずに適当に撮ったんだけど構図まあまあ合ってて笑った。
次の目的地へ
徘徊
徘徊2
どこから行くかわからず結構ウロウロしてしまった。
看板出しておられるところは不法侵入とかあったのかなあと邪推している。オタクがご迷惑をおかけしてすみません
浜辺
岩場を通って
到着
地図上で「弁財天」と書かれている、かなり有名な聖地。本当に弁財天なのかは謎。
潮汐によっては浜辺が通れないらしい。事前に調べて行ったけど結局何mなら通れるとかそういう情報が一切なかったので不安だった。
この時間ならギリギリ通れたのでまた行くことがあったら参考にする。たぶん潮位1.5mとかそんなもん。
あとここに行くまでに岩場を通ったのだけど、普通に手をついただけでケガしたので気を付けてください。
何かはわからないけどとりあえずお賽銭しておいた
アグレッシブな落書き
他の撮影者の方もいたので適当に切り上げて戻った。
本村の方を通って宮浦港へ。明日も直島に訪問する予定だったのでこの周辺の聖地は深追いしなかった。
本村周辺にカフェがあるので時間が許せばそちらも訪問したかったかな。
ひなびた街並み
直島町役場
大人気の南瓜2
旅行1日目はこうして終了した。
あーかぼちゃ行っちゃう
また明日
宇野港
元々2日目はマリンライナーで瀬戸大橋でも見ようと岡山は宇野に宿をとっていた。
ただ色々調べているうちに2日目にどうしても男木島に行かないといけない理由ができたので旅程的には悪手だった。
結果2日目も5時起きする羽目になる。
ゲストハウス Machicadoさん
カプセルルーム
1泊3,500円と非常に破格だった。宿泊の方全員外国人で気後れするところはあったけど。
宇野港の風景
風呂
人と会う予定があったので近くの銭湯へ。1日分の料金設定なのに1時間で出てきたのでかなり割高ではあった。
冷静に考えるとゲストハウスのシャワーでよかったな。。。
港の作品展示
夕暮れ
催し
この辺りで何かが催されていることに気付く。どうもこの日は瀬戸内国際芸術祭2025が始まって最初の土曜日だったらしい。
開会セレモニーで盛り上がっていたしそう考えると美術館の混雑も納得できる。
嫌な予感がして目当てにしていた飲食店に電話をかけると「本日満席」との返答。
ゴールデンウィークを外して来たつもりが一番の繁忙期に来てしまったらしい。
独特な感性
マカロニサラダ美味しかった
色々探し回って地元の方で賑わっている居酒屋に入店。それでもすぐに満席になっていた。
岡山にいるフォロワーと6年振りくらいに遭遇してサシ飲み。
全然変わってないなと言われたけど、お互いに仕事の話とかしたのは結構年取ったなと思った。
宇野に宿を取ったのはミスだったけど、旧交を温められたので結果オーライ感。
夜の宇野駅を眺めて宿に戻って就寝。